HERBAL.の誕生について・3

HERBAL.の誕生について・3

 

前回の投稿はコチラから► HERBAL.の誕生について・2

 

HERBAL.のコンセプトは「暮らしにホッと、あたたかさ」

漢方を身近な暮らしの中に取り入れることで

和漢植物の持つ温もりを感じていただきながら

日々の生活にホッとするときを創り出すお手伝いをしたいと思っています。

 

実は立ち上げ当初は、今と少し趣きが違いました。

 

▶︎ スタート時のインスタ記事

 

長年、医薬品製造を生業として漢方や和漢に携わってきたこともあり、

ついつい陥りがちなのが、漢方は東洋医学であり病気を治療するためのものという固定概念です。

 

誤解なきようお伝えしたいのですが、漢方薬に代表されるように、

古来より積み上げてきた先人の知恵が詰まった素晴らしい医学であることは疑いがありません。

ただブランドのビジョンを深めていくにあたり、それは漢方がもっている数ある性格の中のひとつだと考えるようになりました。

 

からだの不調を患っていたり、重い悩みを抱えていたり、そういった方々を救うことが

漢方の使命だということに囚われすぎると、結果的には門戸を狭めてしまうことになります。

少なくともHERBAL.では、漢方は病気を治すだけではない一面を見せたい。

毎日のルーティンに加えたり、趣味のように楽しんだり、プレゼントして喜ばれたり、それくらい気軽な感覚の距離感でお近づきになれたら、と思い当初のコンセプトより現在は少しライトにシフトしていったという経緯があります。

 

なので皆さんには様々な角度から漢方に触れていただき

そこに少しでも新たな発見、魅力、面白さを感じていただければ

HERBAL.が誕生した意味はあるんじゃないか、と思っています。

 

ここまで長くなってしまいましたが、そんな想いでHERBAL.は誕生し今に至ります。
COLUMNに戻る